9月3日午後、ダナン市人民委員会のグエン・ティ・アイン・ティ(Nguyễn Thị Anh Thi)副委員長は、ベトナム映画振興発展協会(VFDA)とオンライン会議を開催し、2027年に開催予定の第5回ダナン・アジア映画祭(DANAFF V)の準備について協議しました。
ダナン市人民委員会のグエン・ティ・アイン・ティ副委員長は、これまで4回にわたるDANAFFの開催を通じてベトナム映画振興発展協会(VFDA)とダナン市が上げてきた成果を高く評価し、特に映画祭の規模や専門性の向上、そしてその影響力が着実に拡大している点を強調しました。
第4回ダナン・アジア映画祭(DANAFF IV)は大きな発展を遂げ、国内外から約1,000人の関係者やアーティスト、映画制作者、専門家が参加。102作品が上映され、総上映回数は約200回、来場者数は約1万9,000人に上りました。また、「DANAFF Industry Days」が初開催され、国内の映画関連企業と海外のパートナーが交流・連携を深める新たな機会が設けられました。

会議の様子
グエン・ティ・アイン・ティ氏は、これまでの成果が第5回ダナン・アジア映画祭(DANAFF V)のさらなる発展に向けた重要な基盤となるとの見解を示しました。ダナン市は、DANAFF Vについて、映画祭の芸術性や規模、国際的な地位をさらに高めるだけでなく、長期的な価値を創出し、ダナンの映画産業や文化産業の発展にもつなげていくことを目指しています。
第5回ダナン・アジア映画祭(DANAFF V)の大きな特徴の一つは、2027年にベトナムで開催されるAPEC(アジア太平洋経済協力)の関連イベントとして実施されるという点です。映画祭期間中には、APEC参加エコノミーの作品21本が上映される予定。また、APEC参加エコノミーの首脳や文化担当大臣に同行するかたちで映画関係者の訪問団が来訪する可能性もあり、映画祭の規模が大幅に拡大するとともに、運営面でもより高い水準が求められることになります。
グエン・ティ・アイン・ティ副委員長は、各関係機関に対し、計画の策定段階から来賓対応や受け入れ、宿泊、交通手段、物流、警備、関係機関との連携、各種プログラムやイベントの運営、対外交流などについての必要な事項を十分に検討するよう求めました。これにより、DANAFF Vを専門的かつ安全、効果的に開催するとともに、ダナンで行われるAPEC 2027の関連行事に求められる基準にも沿った運営を実現することを目指します。
DANAFF Vの方向性について、市側はVFDAに対し、芸術性や規模、招待客の顔ぶれ、専門分野のプログラムなど、あらゆる面でDANAFF IVとの差別化を図り、具体的な強化点を明確にするよう求めました。また、VFDAは文化スポーツ観光局と連携し、DANAFF IVの内容を全面的に見直したうえで、今後も継続すべきプログラム、内容をさらに充実させるべきもの、新たに追加すべき取り組みを整理するよう求められました。
「DANAFF Industry Days」についてもグエン・ティ・アイン・ティ副委員長は触れており、DANAFF IVで新たに導入された取り組みをより実質的な成果につながる形で発展させていくよう求めました。具体的には、単なる交流や意見交換にとどまらず、映画制作や投資、配給、著作権の売買、国際協力など、具体的な連携やビジネスにつながる機会を創出することが期待されています。
また、DANAFF Vをダナンの発展に、より実質的な価値をもたらす機会とし、DANAFF IVで生まれた映画関係者とのつながりや共同制作、映画関係者によるロケ地調査などの取り組みを発展させながら、映画人材の育成、映画プロジェクトの開発、映画制作チームや企業の誘致、映画関連サービスの発展など、ダナンの映画産業のエコシステムを段階的に形成・活性化していくことを目指します。
ダナン市ポータルより
https://danang.gov.vn/vi/web/dng/w/chuan-bi-to-chuc-danaff-v-gan-voi-nam-apec-2027







