2026年7月、ダナン市内の宿泊施設を利用した外国人旅行者は約85万2,600人に達し、前月比で5%増、前年同月比で25.3%増となりました。2026年1~7月の累計では、宿泊施設を利用した外国人旅行者数は600万人を超え、ダナンが周辺地域および世界各国から引き続き高い人気を集めていることを示しています。
夏の観光シーズンを迎え、外国人旅行者が引き続き増加
2026年7月、ベトナムの観光業は引き続き好調な動きを見せ、約167万人(前年同月比で6.6%増)の外国人旅行者がベトナムを訪れました。2026年1~7月の累計では、外国人旅行者数は約1,390万人に達し、前年同期比で13.8%増となりました。
こうした全国的な観光需要の伸びを背景に、ダナンの観光も夏のピークシーズンにおいて引き続き高い人気を維持しています。2026年7月にダナン市内の宿泊施設を利用した旅行者数は、約222万9,900人に達し、前月比で12.2%増、前年同月比で29.9%増となりました。

Photo: Huỳnh Văn Truyền
このうち、外国人旅行者は約85万2,600人で、7月に宿泊施設を利用した旅行者全体の約38.2%を占めました。6月と比べて5%増、前年同月比では25.3%増となっています。一方、国内旅行者は約137万7,300人で、前月比17.2%増、前年同月比33%増となりました。
この結果は、外国人旅行者がダナン市の観光成長を支える重要な市場であり続けていることを示すとともに、商品やサービス、イベントの多様化が進む中、夏の観光シーズンにおけるダナンの魅力の高さを改めて示すものとなっています。
韓国が引き続き最大の外国人旅行市場に
2026年7月のダナンの外国人旅行者市場は、引き続き東アジア・北東アジア市場が中心となった一方、欧米などの長距離市場や今後の成長が期待される市場でも、好調な動きが見られました。
中でも、韓国は引き続きダナンにおける最大の外国人旅行マーケットであり、全体の18.63%を占めています。次いで中国が11.23%となり、上位2市場だけで外国人旅行者全体の約3割を担っている状況です。
3位以下は、米国6.24%、オーストラリア5.86%、台湾(中国)5.69%、ロシア5.5%、インド4.14%、日本3.93%、フィリピン3.39%、英国3.34%と続き、その他の市場が32.05%を占める結果となりました。
韓国、中国、台湾(中国)、日本を合わせた割合は約40%に達し、北東アジアが引き続きダナン観光を支える主要な外国人旅行市場であることが分かります。
また、米国、オーストラリア、ロシア、英国からの旅行者も一定数を占めており、長距離市場におけるダナンの認知度・旅行先としての選択肢が着実に広がっていることがうかがえます。さらに、インドやフィリピンといった今後の成長が期待される市場も好調な割合を維持しており、ダナンを訪れる外国人旅行者の市場構成の多様化に寄与していると言えるでしょう。
加えて、「その他」の市場が32%を超えていることからも、ダナンを訪れる外国人旅行者の国・地域別構成がますます多様化していることが分かります。これは、今後さらなる市場開拓を進めるとともに、国際情勢や市場環境の変化への対応力を高め、特定の従来市場への依存を軽減するうえで重要な基盤となっています。

2026年1月から7月までの外国人旅行者が600万人を突破
2026年1~7月の累計で、ダナン市内の宿泊施設を利用した旅行者数は約1,210万8,300人となり、前年同期比で24.8%増となりました。
このうち、外国人旅行者は約600万8,500人で、前年同期比28.1%増。宿泊施設を利用した旅行者全体のほぼ半数を占めています。国内旅行者は約609万9,700人で、前年同期比21.7%増となりました。
また、外国人旅行者の延べ宿泊者数も好調に推移しています。2026年7月の外国人旅行者の延べ宿泊者数は約84万7,400人。1~7月の累計では約597万6,700人となり、前年同期比28.3%増となりました。
2026年1~7月の外国人旅行者の平均宿泊日数は1.90日で、旅行者全体の平均1.79日、国内旅行者の平均1.65日を上回りました。この結果からも、ダナンには今後、より深い体験を提供する観光商品を開発し、滞在期間の延長や外国人旅行者の消費額増加につなげていける可能性があると考えられます。

Photo: Huỳnh Văn Truyền
多彩なイベントがダナンのさらなる魅力を創出
7月の外国人旅行者数の増加は、夏の観光シーズンに加え、ダナン市内で行われた文化、スポーツ、観光、エンターテインメント、グルメなどをテーマにした多彩なイベントたちにも後押しされました。
特に賑わいを見せたのは、ハン川沿いで大規模な花火が打ち上げられたダナン国際花火大会2026(DIFF 2026)、海辺の各会場で早朝から夜遅くまでさまざまなプログラムが繰り広げられたエンジョイダナンフェスティバル2026、そして文化交流の促進につながったダナン日越フェスティバル2026といった大規模イベントたち。
また、これらの大規模イベントに加え、ダナンでは宿泊施設やリゾート、観光スポット、レジャー施設、レストラン、体験型サービスなどの整備・リニューアルも引き続き進められています。

海辺でのアクティビティやリゾート、文化・遺産、グルメ、ショッピング、ナイトエンターテインメント、ウェルネスなど、ますます多様化しているダナンの観光商品。これらの発展・成長は、さまざまな旅行者のニーズに応えるとともに、ダナンでの滞在や体験をより長く楽しんでもらうことにもつながっています。
2026年7月および1~7月の観光実績は、ベトナム国内、そしてアジア地域におけるダナンの観光地としての存在感を改めて示す結果となりました。従来からの主要市場が安定した成長を続ける一方、欧米などの長距離市場や今後の成長が期待される市場でも好調な動きが見られています。こうした状況を基盤に、ダナンは今後さらに旅行者層の多様化を進め、サービスの質を高めながら、持続可能な観光の発展を目指していきます。
ダナンは、単に大規模イベントを楽しむだけの観光地ではありません。ダナンならではの個性や魅力を感じられる体験を少しずつ積み重ね、訪れる人々が自然や文化、人々との触れ合いを通じて、この街ならではのかけがえのない価値に触れられる観光地へと進化を続けています。
ダナン観光促進センター







