6月28日夜、ダナン市人民委員会は、ベトナム映画発展促進協会(VFDA)と共催により、第4回ダナン・アジア映画祭(DANAFF IV)の開幕式を行いました。
開幕式には、党中央委員・副首相のファム・ティ・タイン・チャー(Phạm Thị Thanh Trà)氏、党中央委員・ダナン市党委員会書記・ダナン市国会議員団長のレー・ゴック・クアン(Lê Ngọc Quang)氏、ダナン市党委員会常務副書記のグエン・ディン・ビン(Nguyễn Đình Vĩnh)氏、ダナン市党委員会副書記・ダナン市人民評議会議長のグエン・ドゥック・ズン(Nguyễn Đức Dũng)氏、ダナン市人民委員会副委員長のグエン・ティ・アイン・ティー(Nguyễn Thị Anh Thi)氏が出席しました。また、国内外から1,000人を超える来賓や関係者に加え、アジアやハリウッドを代表する映画人も多数参加しています。

開幕式で挨拶するファム・ティ・タイン・チャー副首相
開幕式で挨拶をしたファム・ティ・タイン・チャー副首相は、ベトナム映画発展促進協会(VFDA)とダナン市が連携し、DANAFFをベトナム映画とアジア、そして世界を結ぶ架け橋として育て上げてきたことを高く評価しました。
また、「DANAFFは短期間でその評価と信頼を確立し、ベトナム映画と地域、世界をつなぐ重要な架け橋となった。国際的な交流・協力を通じて、ベトナム映画の地位向上にも大きく貢献している」と述べました。
また、副首相は「これは、文化を社会の精神的基盤であり、内発的な成長力、ソフトパワー、そして持続可能な国家発展を支える原動力と位置づける、ベトナム共産党と政府の一貫した方針を象徴するものだ」と述べています。
さらに、「映画は単なる芸術ではなく、大きな可能性を秘めた産業でもある。ベトナムの国や人々の魅力を世界に発信するとともに、新たな時代における経済・社会の発展を後押しする重要な原動力となる」と強調しました。
ファム・ティ・タイン・チャー副首相は、映画産業をベトナムの中核産業へと発展させ、DANAFFを今後さらに国際的な映画祭へと成長させるため、文化スポーツ観光省に対し、ダナン市人民委員会や関係省庁・機関と連携しながら、制度や政策の整備、必要な資源の確保、映画産業が才能や創造性、テクノロジー、そして国際交流を生かして発展できる環境づくりを進めるよう求めました。
また、映画祭のさらなる発展を図るとともに、映画・文化・観光・クリエイティブ産業が連携するエコシステムの構築を進めるよう呼びかけました。さらに、ダナンを地域を代表する魅力的で信頼性の高い映画都市へと育て、世界中の映画関係者や国際映画イベントが集うブランド力のある開催地にしていくことへの期待を示しました。
さらに、副首相は、映画人の創作意欲をさらに高め、思想性や芸術性に優れ、ベトナムならではの魅力を備えた作品を数多く生み出していく必要があると述べました。また、映画を愛し、知的財産権や著作権を尊重する意識を持つ観客を育て、ベトナム映画界の持続的な発展を支える環境づくりの重要性を強調しました。
その上で、副首相は「政府は今後もベトナム映画の発展を後押しし、創作活動に適した環境づくりを進めていく。すべての創造的なアイデアが形となり、価値ある作品が広く発信され、一人ひとりの才能が発掘・育成され、その力を存分に発揮できるよう支援していく」と述べました。

スピーチを行うVFDA会長、ゴー・フオン・ラン博士
VFDA会長のゴー・フオン・ラン博士によると、映画が生み出す最も価値あるものは、受賞そのものではなく、人と人、文化と文化、国と地域を結びつける力であり、それこそがDANAFF IVを貫く精神でもあると述べました。
また、DANAFFはこれまでの3回の開催を通じて、連携の役割をさらに拡大し、交流の場を創出するとともに、アジア映画における創造的な声を広く発信し、それらの価値を国際的な観客へと届けていると強調しました。
DANAFFの各プログラムは「橋の街」として知られるダナンという都市で行われることで、人と人、文化と文化、そして世界へとつながるという強い志をより際立たせています。これによりDANAFFは、過去と未来、才能と機会、そしてベトナム映画・アジア映画・世界の映画を結ぶ架け橋としての役割を担っているのです。

ダナン市人民委員会副委員長のグエン・ティ・アイン・ティー氏
ダナン市人民委員会副委員長のグエン・ティ・アイン・ティー氏は、ダナンは国内外で魅力的な観光地として広く知られていると述べ、その上で、ダナンは単なる観光都市にとどまらず、地域の文化・創造産業の中心地となることを目指していると強調しました。加えて、こうしたエコシステムの中で映画は特別な役割を担っており、文化をつなぐ芸術であると同時に、地域の魅力や競争力、地位を高める原動力になっていると述べました。
このような意義のもと、DANAFFは単なる映画イベントではなく、ダナン市の文化ブランドを構築していく過程において戦略的な意味を持つものだと強調しています。
国際的な映画空間の創出という理念を引き続き掲げるDANAFF IV。そこでは、映画監督、俳優、専門家、映画行政関係者、プロデューサー、配給会社、研究者、映画評論家、そして映画を愛する観客が一堂に会し、交流や協力を通じて経済的価値を生み出すとともに、人間的・文化的な価値を広く発信していくことを目指しています。
今回のDANAFF IVでは、アジア映画13作品とベトナム映画11作品がコンペティション部門に出品されます。また、「アジア映画全景」プログラムでは21作品、「今日のベトナム映画」プログラムでは26作品が紹介されるほか、その他にも多数の特別プログラムが予定されています。
今回のDANAFF IVの見どころの一つは、世界・国際・アジアプレミアとして初公開される13本の映画が含まれている点で、そのうち5作品は世界初上映(ワールドプレミア)となります。
また、DANAFF IVは映画上映にとどまらず、映画産業のエコシステムを拡大し、「Script Lab(脚本開発ラボ)」「DANAFF Industry Days(DANAFFインダストリーデイズ)」「DANAFF’s Cinephiles(映画ファン向けプログラム)」、さらにDANAFFブースの設置など、映画関係者と投資家、企業、観客をつなぐ新たな取り組みを展開しています。

主催者から花束を受け取るDANAFFの審査員ら
ダナン・アジア映画祭第4回(DANAFF IV)は、4つの柱のもとに構成されています。アジアおよびベトナムの新作映画の表彰、映画遺産の顕彰、若手人材の発掘・育成、そしてベトナム映画市場と地域・世界との連携拡大です。
このうち、ベトナム映画市場を地域および世界へと広げるための連携拡大の柱は、今年のDANAFFの新たな特徴であり、ベトナム映画の国際市場への進出拡大という期待が込められています。
ダナン市ポータルより
https://danang.gov.vn/vi/web/dng/w/lien-hoan-phim-chau-a-da-nang-lan-thu-iv-nhip-cau-tu-chau-a-ra-the-gioi






