日本の高市早苗首相は、2026年5月2日のベトナム公式訪問の一環として、ハノイ国家大学を訪問し、講演を行いました。講演の冒頭では、世界文化遺産ホイアンを訪れ、かつて当地に暮らした日本人コミュニティが歩いた道を実際に歩いてみたいと語りました。
日本の協力によって修復を終えたばかりの来遠橋(日本橋)は、自由な海を舞台に両国が築いてきた400年以上にわたる活発な交易と交流の歴史を今に伝える象徴でもあります。

その歴史の流れを受け継ぎながら、ホイアンは今もなお、両国の友情と文化交流を結ぶ特別な場所として歩み続けています。2026年5月22日から24日にかけて開催される「第22回 ホイアン-日本文化交流祭 ダナン2026」では、多彩なプログラムを通して、ベトナムと日本が長い歳月の中で育んできた歴史、文化、そして深い絆が鮮やかに表現されます。

ホイアン-日本文化交流祭は、ベトナム・日本外交関係樹立25周年を記念して1998年に始まりました。2003年以降は毎年継続して開催され、20年以上にわたり両国の友好を深める代表的な国際文化交流イベントとして親しまれています。また本イベントは、ホイアンが「遺産」と「創造性」が共存する都市として、伝統文化を守りながら現代へとつなげていく姿を発信する場ともなっています。



開幕式は、2026年5月22日19時30分よりアンホイ彫像公園にて開催されます。ベトナムと日本の代表団や著名アーティスト、芸術団体が参加するほか、多くの国内外の来場者で賑わう予定です。

今回の交流祭では、旧市街一帯を舞台に多彩な文化・芸術プログラムが展開されます。来遠橋周辺で行われる自由で躍動感あふれるストリートパフォーマンスをはじめ、ベトナムと日本の交易の歴史を象徴する「玉華姫と荒木宗太郎の婚礼行列」の再現、繊細な日本伝統人形展、書道や生け花など東洋文化の美意識を感じられる体験型プログラムが行われます。また、アンホイ彫像公園では伝統と現代が融合した芸術公演や文化交流イベントも開催されます。さらに、コスプレコンテストや多彩な体験型アクティビティも加わり、若々しく親しみやすい祝祭空間を創り出します。



5月24日8時からは、チャンフンダオ通り10Bにて、ホイアンの子どもたちを対象とした無料日本語教室「寺子屋」の10周年記念プログラム(2016–2026)が開催されます。知識と交流を通して育まれてきたこの取り組みは、日本語への関心だけでなく、日本文化への理解や国際交流の輪を広げてきました。10周年は、その歩みを振り返り、関係者への感謝を伝える節目となります。


また、会期中を通して、「ホイアン-日本文化交流」の写真展示、日本ゆかりの史跡を巡る「日本の足跡」ツアー、ベトナム・日本文化体験空間、「肥前焼 ― 文様が語る物語」展示、日本の食・観光・文化商品を紹介するブースなど、多彩な交流コンテンツも展開されます。これらすべてが、来場者同士を結びつけ、豊かな体験を生み出す賑やかなフェスティバル空間を彩ります。



400年以上にわたる交流の歴史の中で、ホイアンはかつて国際貿易港として栄え、ベトナムと日本を結ぶ最初の架け橋のひとつとなりました。現在では、ダナン市に属する創造都市・遺産都市として、その歴史的価値を守りながら、新たな時代の交流へとつなげています。

22回目を迎える本イベントは、ホイアン、ダナン、そしてベトナムと日本を結ぶ持続的な文化交流の架け橋としての役割を改めて示すとともに、創造性と独自の文化にあふれ、世界中の人々を温かく迎え入れる魅力的なデスティネーションとしての姿を発信し続けます。


ダナン市観光振興センター